最近のスマホプランは、24時間かけ放題や5分かけ放題など、一定時間の通話料金が定額となるプランが一般的だ。
ただ、ここで注意して欲しいのは、全ての通話料がかけ放題となるわけでは無いという点だ。
結論
結論から言えば、かけ放題対象にならない0570(ナビダイヤル)が連絡先の場合、かけ先の固定電話番号を探せ。無ければ通話料は掛かるものと心得よ。
詳しい解説
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なお、かけ放題対象外としてドコモの場合、海外での発着信、「SMS」、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)特番、(104)の番号案内料、衛星電話/衛星船舶電話、当社(ドコモ)が指定する電話番号などだ。
この場合は、かけ放題とならずに、通常の電話料金、30秒ごとに22円(税込)がかかってしう。
ここでポイントとなる部分は、0570(ナビダイヤル)への発信だ。
例えば、宅配便の再配達を依頼する場合や、サポートセンターへの問い合わせをする時など、数年前までは0120(フリーダイヤル)や、固定電話番号が記載されていたが、最近は0570(ナビダイヤル)しか記載されていない場合が多い。
筆者も佐川急便で再配達を依頼した際に、ナビダイヤルしか用意されておらず、通話料がかかるのかと少し残念に感じた。
しかも、過去に電話した事があった、同営業所の固定電話(03-XXXX-XXXX)も通話できない状態となっていた。
なお、ナビダイヤルを簡単に説明すると、0570に電話を掛けた際に、NTTコミュニケーション側が該当する各地域の電話番号(関東センター、東北センターなど)に振り分けてくれるサービスだ。
かけ放題と聞くと、電話は全て定額と勘違いしてしまいがちなので、注意喚起のために記事に纏めたものである。
問題に対する考察
養護する訳では無いが、0570を導入する側にも以下のメリットがあるので、なぜ企業が導入に踏み切るのか考えてみた。
- 電話番号を「0570」に統一
- 通話料金は発信者負担
- 希望の窓口にダイレクトに接続
- 契約企業側で設備の準備は不要。短納期で構築可能。
一つの要因としては、0120によるフリーダイヤルを用意していると、暇つぶしや話をしたいだけの、本来ターゲットとしていない人のコスト負担が大きくなってきているためだと想定する。0570を導入する事で、必ず発信者に料金が発生するため、この様な無料だから利用していた層が利用を考え直す動機ともなる。
電話や店頭サポートが無くなり、オンラインサポートで対応する企業が多くなる昨今、この流れは仕方のない事なのかもしれない。
ナビダイヤル公式
https://www.ntt.com/business/services/voice-video/freedial-navidial/navidial.html
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