東京都現代美術館で展覧会『ライゾマティクス_マルティプレックスrhizomatiks(ライゾマティクス)』が開幕された。
Perfume、野村萬斎、ELEVENPLAYなど他ジャンルの表現者ともコラボしてきたライゾマの個展に行ってきたのでどういった層にお勧めなのか簡単に紹介しよう。
開催期間は6月20日まで。月曜と5月6日休館(5月3日は開館)。
一般1500円、大学生・専門学校生と65歳以上は900円。中学・高校生500円。
※緊急事態宣言により4月25日(日)~5月11日(火)まで全館臨時休館
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/rhizomatiks/
なお、本展覧会のオンライン版も有るのでお家時間中はこちらをチェックして欲しい。
https://mot.rhizomatiks.com/
*このサイトはPCに最適化されています。PCブラウザからご覧ください。
結論
メディアアートや映像系作品が好きな方、もしくはELEVENPLAYのファンであれば大変楽しめる内容となっている。後ほど詳細を記載するが、現実世界の動きをVR、ARによる拡張現実の情報を統合した表現はこれまでの美術館や博物館には無い新鮮な驚きを与えてくれるだろう。
逆にあまりお勧め出来ない方は、音や映像の迫力が全面に出ている事や新しい技術的な表現や解説にあまり興味がない、絵画や彫刻等の歴史有る、静の表現を好む方は事前に良く開催内容をチェックした方が良いだろう。
気をつける事
ライゾマ展は繁忙期には日時指定券を購入する必要がある。その日飛び込みで行ったとしても当日券が完売していた場合、入場出来ないので気をつけて欲しい。
筆者は土日の人が多く来場する期間に来場したが、当日券での入場には1時間以上の待機列に並ぶ必要があったため、可能であれば事前に日時指定券を購入することをお勧めする。
なお、開催期間終了が近づく土日等は特に混雑が予想される為、早めの購入が吉だ。
見どころ
一番の見どころはELEVENPLAYとコラボした《multiplex》だろう。イメージとしてはPerfumeのMVの様な、映像と音でダイナミックに魅せる作品だ。
詳しい仕組みとしては「高さ約7m、全長約27mの空間に、パナソニックのDLP®方式 SOLID SHINEレーザープロジェクターを15台使用し、マッピング」し、「ダンスカンパニー「ELEVENPLAY」のダンサーの動きをモーションデータ化し、映像プロジェクションや動くロボティクスとともに構成したインスタレーション作品」となっている。
厳密には異なるがAR、VRが想起される映像イメージとして、Perfumeとライゾマティクスがこれまで取り組んできた、ライブ映像の紹介動画が有るので、こちらでイメージを掴んでみて欲しい。
他にもデジタル的な表現を用いた映像作品が複数(大まかに6程度)展示されているので、興味が湧いた方は実際に足を運んでみてほしい。※オンライン会場もリンクしておきます
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